日本国内で多くのユーザーに利用されている電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」。そのフロントエンド開発をリードするChloeとWoody。
キャリアのバックグラウンドの異なる2人が、なぜカカオピッコマを選び、どのようにしてリーダーへとステップアップしていったのか。そして、成長を続ける組織の魅力や、ここでしか得られないやりがいについて、ざっくばらんに語り合ってもらいました。
プロフィール
- Chloe:アパレル販売、サーバーサイド開発を経てフロントエンドエンジニアへ転身。数社での経験、産休・育休を経て2022年にカカオピッコマに入社。時差勤務をしながら活躍するワーキングマザー。2024年にリーダー昇格。
- Woody:他業界からWeb制作会社のフロントエンドエンジニアを経て、2020年にカカオピッコマに入社。一児の父として家事にも参加する傍ら、2024年にリーダー昇格。
カカオピッコマを選んだ「最後の決め手」とは?
まずは、カカオピッコマに入社したきっかけや、最後の決め手について教えてください。
Woody: 前職はWeb制作会社にいたんですが、そこでは「ホームページを作って納品して終わり」ということが多くて。もっとユーザーが直接関わるアプリケーションの開発や、長期的なサービス運用に携わりたいと思ったのが転職活動の始まりでした。
実は、面接を受けたその日に内定をいただいたんです。当時大流行していた『俺だけレベルアップな件』を読んでいてピッコマに親しみがあったこともありますし、面接を通じ「ここならスピード感を持って、自分のキャリアアップに必要な経験が積めそうだな」と直感したのが決め手でした。
Chloe: 私の場合は、前職の同僚からの紹介(リファラル)がきっかけでした。もともと電子コミック業界に携わる同業種の会社にいたので、ピッコマというサービスの存在や、初期に苦戦していた時期のことも知っていたんです。
実は以前にもお声がけいただいたことがあったのですが、私が入社を決めたタイミングは、ピッコマが急激に右肩上がりで成長している真っ只中でした。「この勢いのある面白い世界で一緒にモノづくりをしてみたい」と感じたのが大きいです。それに、会社規模の拡大に伴う安定性や、残業が少なく働きやすいというリアルな雰囲気を知人が教えてくれたこともあり、ここなら安心して挑戦できると思い、入社を決めました。

「グラデーション」のように自然とステップアップしたリーダーへの道
入社時はメンバーとしてスタートし、そこから数年でリーダーになられたのですね。リーダーへのキャリアアップについて、最初からイメージはあったのでしょうか?
Chloe: いえ、実は全くイメージしていませんでした(笑)。私には子どもがいるので、どうしても最初は「家庭との両立を考えると、キャリアに対して少し消極的にならざるを得ないのかな」「リーダーなどの重い役割は難しいかもしれない」と思っていたんです。
でも、上司から背中を押してもらったことや年齢的にも「これからは自分の経験を組織や若いメンバーに還元し、育成に関わっていくフェーズなのかもしれない」と考えるようになり、挑戦を決めました。最初はごく小規模なチームから、私のライフステージの状況に配慮しながら段階的にステップアップさせてもらえたので、無理なく役割に馴染むことができました。

Woody: 僕も最初からリーダーを目指していたわけではありませんでした。当時はフロントエンドのメンバーがどんどん増えていくフェーズで、一人のチーム長が全員を見るのが難しくなってきたんです。 そこで組織を2つに分けるという話が出てきて、正式な打診がある前から、自然と役割がシフトしていきました。
新しく入ってきたメンバーのコードレビューをしたり、サポートをしたり。その「グラデーション」のようなフェーズを経てから正式に話をいただいたので、すごく自然な流れで役割を受け入れることができました。
「それぞれ育児に励む同僚」として共感する、子育てとマネジメントの共通点
お二人はそれぞれ育児と仕事を両立している「働くパパ・ママ」という共通点もありますよね。普段からそういったお話をされることもあるのですか?
Woody: そうですね。うちの子はまだ小さいのですが、Chloeのお子さんはうちよりも少し年上なので、よく家族の話をしたり、アドバイスをもらったりしています。仕事中とはまた違った切り口で話せるので、すごくいいリフレッシュになっています。
Chloe: 本当にそうですね。日々子どもと向き合っているわけですが、実は子育てって仕事における「マネジメント」とすごく似ているな、と話すことがあるんです。型にはめるのではなく、どうやって自主性を引き出すか、どうサポートするか。日々家庭で得ている気づきが、意外とチームメンバーとのコミュニケーションや育成に活きているなと感じることがあります。
フロントエンド組織が今、全力で取り組む「注力ミッション」
現在、フロントエンドの組織として注力している取り組みについて教えてください。
Woody: 一番大きいのは「レガシー環境の脱却」と「業務効率化」、そして「チーム全体のレベルアップ」です。
ピッコマもサービス開始から10年になりますが、内部には古い仕組みもまだ残っています。これからも長く使っていただけるサービスであるために、新しいモダンな環境へと移行を進めています。
最近だと、開発プロセスに「AIをどう組み込んでいくか」を活発に議論しています。メンバーそれぞれが「AIを使ってこんなことができる」と主体的に調べて共有してくれるので、チーム内で情報を出し合いながら、フローの改善を模索しています。
Chloe: フロントエンドの技術トレンドは毎年のように様変わりするので、そのトレンドをしっかりと押さえつつ、サービスにとって何が最善かを常に提案できる体制づくりを意識しています。 最近は組織が大きくなり、チームが分散化していくフェーズに入っています。その中でどうやってナレッジを共有し合い、連携を深めていくかなど今はまさにその仕組み作りの模索中ですが、組織が変化していく過程自体を楽しみながら取り組んでいます。
出社だからこそ加速する「密なコミュニケーション」とチーム間の連携
企画やデザイン、バックエンド(サーバー)など、他部署との連携はどのように行っていますか?カカオピッコマならではの特徴があれば教えてください。
Woody: カカオピッコマは原則フル出社なので、とにかくお互いの距離が近くてスピード感があります。
僕がチーム内で推奨しているのは、「チャットはあくまで決定事項のログ(答え合わせ)として使い、困ったときは直接話しに行く」ということです。せっかく同じ空間にいるのだから、疑問があれば企画やデザイン、サーバーの席へサッと聞きに行った方が圧倒的に早い。チームメンバーが何かに迷っているときも、「じゃあ一緒に聞きに行こう!」とすぐにアクションを起こすようにしています。
Chloe: 本当にそうですね。私も育児に伴うリモートを活用しつつ出社していますが、出社した日はとにかく「直接話すコミュニケーション」を最優先にしています。
技術職だと「仕様通りに作るだけ」になりがちですが、ピッコマではインハウス(自社開発)だからこそ、エンジニア発信の提案がとても歓迎されます。企画段階から「技術的にこういう見せ方をすれば、もっと面白いサービスになりますよ」と提案し、それが採用されてサービス向上に繋がったときは、何物にも代えがたいやりがいを感じます。
Woody: 他部署との距離の近さは、業務外でも感じますね。普段から他部署のメンバーとも気軽にランチに行きますし、オフィスですれ違ったときにもフランクに雑談ができる。とにかく「みんないい人」ばかりで、心理的にもすごく働きやすい環境です。

フロントエンドの「技術的裁量」と、求める人物像
業務で壁にぶつかったとき、メンバーをどのようにリードしていますか?また、どんな人が今のチームにマッチすると思いますか?
Woody: 僕は、壁にぶつかる前に「予知する力」をつけよう、とメンバーに伝えています。基本的には自分の書いたコードや成果物を一度疑って見る習慣をつけること。それでも課題が起きたときは、一人で抱え込まずにすぐにチームに共有し、みんなで解決策を見出すフラットな雰囲気を大切にしています。
ピッコマのフロントエンドは、単にHTMLやCSS、JavaScriptを書くだけでなく、「Webアプリケーションとしてどう動かすか」という領域まで深くコミットします。サーバーサイドの領域にも一部踏み込めるなど、裁量が非常に大きいです。新しいサービスの立ち上げ時には、僕だけでなくメンバーと一緒に相談しながら技術選定を進めています。
マッチする人物像としては、やっぱり「受け身ではなく、自ら動ける人」ですね。「この案件、私がやりたいです!」と手を挙げてくれる人はすごく嬉しいです。 あとは、わからないことを「わからない」と正直に言える素直さや周りにアドバイスを求められる強さがある人は、入社後にとても伸びると思います。
Chloe: 私は、悩んで立ち止まるくらいなら「とにかく手を動かして、一歩でも行動を起こすこと」を心がけています。行動してみることで、初めて見えてくる解決の糸口があるからです。
チームにマッチすると思うのは、技術をただのツールとして捉えるのではなく、インハウスでのサイト構築に魅力を感じてくれる方。「技術を使って、ユーザーにどうエンタメを届けるか」「B2Cサービスをどう良くしていくか」という価値観に共感し、企画者やデザイナーと一緒にサービスを作り上げる過程そのものを楽しめる方に、ぜひ来ていただきたいですね。
「仕事もプライベートも全力」を支える、充実の福利厚生と制度
ワークライフバランスやお互いのライフスタイルについて教えてください。
Woody: 僕は「午前休」をユニークな形で活用しています。まるまる1日休む必要はないけれど、少しリフレッシュしたいなという時に、午前休を取ってのんびり起きて、美味しいラーメンを食べてから午後出社するんです。
これが僕にとっての良いガス抜きになっています。 休日は仕事を忘れてノープランで過ごします。妻に感謝しつつ、最近は週末に子どもと二人だけで僕の実家に遊びに行ったりして、お互いにとって良いリフレッシュの時間を作っています。
Chloe: 私の場合は子どもの習い事や学校行事など、週末のスケジュールがカレンダーにみっちり入っているので、日々計画的に動くタイプです。 産後は確かに働き方がガラリと変わりました。限られた時間の中でパフォーマンスを出すために、仕事とプライベートの時間をキッチリ区切っています。
夫と協力し合って家事や育児を分担するのはもちろんですが、何より会社側の理解があるのがありがたいです。残業も少なく、有給やリフレッシュ休暇も気軽に取れる環境なので、子育てをしながらでもすごくバランス良く働き続けられています。
福利厚生の一つである「リフレッシュ休暇」もしっかり活用されているのですね。
Chloe: はい!少し前にリフレッシュ休暇をいただいて、家族でハワイに行ってきました。まとまったお休みを心置きなく取れるので、全力でリフレッシュして、また新鮮な気持ちで仕事に向き合うことができています。

Woody: 僕も数年前に1回目のリフレッシュ休暇を使ってシンガポールに行きました。もうすぐ2回目の権利が取得できるので、次はどこに行こうか今からワクワクしています。
こうした休暇制度をみんなが当たり前に、罪悪感なく使えるところもピッコマの大きな魅力ですね。

最後に:候補者の皆様へメッセージ
これからカカオピッコマへの挑戦を考えている候補者の皆様へ、メッセージをお願いします!
Woody: カカオピッコマの開発チームは、事業やサービスそのものに関心が高く、エンジニア発信での提案や意見が非常に通りやすい環境です。仕様通りに作るだけでなく、「もっとサービスを良くしたい」「自分の技術で事業にインパクトを与えたい」という意欲がある方にとって、これ以上ない面白い環境だと思います。ぜひ一緒に挑戦しましょう!
Chloe: サービス開始から10年を迎え、カカオピッコマは今、さらなる成長と組織の変革期にあります。技術的なモダン化を進めながら、チームとしても新しい学びやチャレンジを日々積み重ねています。 この成長し続けるエネルギッシュな環境で、サービスと組織の未来を一緒に考え、楽しみながらカタチにしていける仲間を待っています!
【Leaders】デジタル×リアルの新市場を創る。新規事業の立ち上げを『一生モノの財産』に変えるリーダーの哲学ーピッコマくじグッズ事業チーム長Lioraマンガ・ノベルサービスである「ピッコマ」の新規事業である「ピッコマくじ」。
「走りながら作り上げる」新規事業の現場において、いかにして多様なメンバーの力を結集し、チームを成長の場に変えているのか。困難を「楽しさ」に変える、挑戦を恐れないリーダーの哲学に迫ります。
「0→1」に惹かれ、アパレルからIT、大企業からスタートアップへ。新規事業の立ち上げを貫くキャリア
日本で大学卒業後、アパレル業界でキャリアをスタートしました。そこで、デザイナーや、MD、さらに経営企画といった、「モノを作り」から「事業推進」までを一貫して経験しました。
30代でIT業界に転身した際には、PMとしてSAP導入やPOS構築、分社化プロジェクトなど、グローバルな事業基盤の構築に携わりました。
大規模で複雑なプロジェクトを推進する中で、会社全体の課題解決と事業基盤の確立というミッションに全力を注ぎました。
その後、2018年にカカオグループのKAKAO IX JAPANへ一人目のメンバーとしてジョインすると、日本法人の立ち上げに参画し事業部長として、カカオフレンズの直営店舗やポップアップストアを全国で約20店舗展開するなど、IPコンテンツの開発から会社運営まで幅広く統括しました。
入社直後、わずか45日という極めてタイトなスケジュールで表参道の店舗を同時オープンさせたことや多くのお客様にご利用いただけたことは今でも記憶に残っています。
この立ち上げと、その後の5年間を経て、撤収・清算という貴重な経験もしました。
人員の配置転換・整理を伴う清算プロセスを経験したことから、二度とそうさせたくないという強い思いが生まれ、今の仕事への大きな教訓につながっています。
他にはスタートアップにて、建築×ITのプラットフォーム事業・メディア事業の立ち上げに事業部長の立場で、事業企画からバックオフィスまで事業全般を手がけました。
こうして振り返ってみると、アパレルからIT、大企業からスタートアップまで、「0→1、新しいものを形にする」任務に自分のやりがいやキャリアへ魅力を感じ取り組んできたように思います。
デジタルで「手に取れる商品」を届ける面白さ。カカオグループへの再ジョインを決めた理由
カカオグループへのジョインは今回が2度目になります。1度目はKAKAO IX JAPANの立ち上げ、今回は「ピッコマくじ」という新規事業の立ち上げです。
共通しているのは、どちらもモノづくりの事業であること。デジタルの世界で、実際に手に取れる商品を届けるその面白さと難しさに、もう一度挑戦したいと思いました。
「ピッコマくじ」事業を統括する全方位的な役割として
新規事業部のグッズ事業チームにて、ピッコマくじ事業全般を担当しています。
作品選定から商品企画、確率設計、製造管理、出版社・メーカーとの交渉、倉庫オペレーション、売上分析まで、企画からユーザーに届けるまでの全てに加え、サービス開発、改善、事業戦略に至る全工程に関わっています。
また、くじの機能開発やUI設計など、サービスそのものの仕組みづくりにも携わっており、商品化の企画・開発に留まらず、販売戦略や、ユーザーが心から楽しめる体験をどのように提供するかという設計までを担っています。
多様な経験を持ち寄り、常識にとらわれない新しい形を模索
私たちのチームは、ピッコマというサービスの中で、物理的なモノが動く事業を担っています。
新規メンバーも多く、それぞれ異なるバックグラウンドを持って集まっているため、カルチャーの違いや業務フローが未整備な部分も正直あります。
だからこそ、コミュニケーションと互いの尊重が何より大切になります。
今はまだ、様々な経験を持つメンバーたちが、それぞれの「良かったところ」を持ち寄って、「ピッコマくじ」としての独自のルールを作っている段階です。
限られた人数で多くの作品を動かしつつ、ITや最新技術を積極的に取り入れながら、常識にとらわれない新しい形を描いていく。そんなチームを目指しています。

ITと多様性で描く、新規事業の「新しい形」
異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まっている分、仕事の進め方や判断基準にギャップが生まれることがあります。
業務フローもまだ整備途中で、走りながら整備して仕組み化している状態です。
また、ビジネスの基盤を強化する上で、物流の専門家はまだ不足しており、強化の必要性を感じています。
チャレンジとしては、AIや最新技術を活用して、従来のグッズビジネスとは違う形を生み出すこと。
テクノロジーの力で、二次利用の新しいビジネスモデルを切り拓いていきたいと考えています。
くじ市場の「代名詞」となる独立ブランドを目指す
ピッコマくじは、後発サービスではありますが、ピッコマという基盤とIPの力を活かし、幅広い展開ができるポテンシャルを持っています。
特にSMARTOONを使ったくじは、まだ競合が少なく強みだと考えています。
最終的には、ピッコマのサービスに付随するものとしてではなく、くじ市場の代名詞となる独立したブランドを確立することを目指し、独自の色をスピーディーに打ち出し、何を差別化できるかを明確にして、市場で一目置かれる存在になりたいと考えています。
立ち上げ期だからこそ得られる「圧倒的な財産」
まだ始まったばかりの新規事業の立ち上げを広く経験できること。これは、どの会社に行っても通用する圧倒的な財産になります。
モノの流れ(製造・物流・倉庫管理)、WEB業界のビジネスモデル、ライセンスビジネスの仕組みなど、デジタルとリアルの両方を横断する知見が得られるはずです。
プロフェッショナルであること以上に重視する4つの価値観:「楽しさ」を追求できる仲間へ
自分の専門分野においてプロフェッショナルであることはもちろんですが、それ以上に大切にしたいのは次の4つです。
- チャレンジする人:正解がない中で、まず動ける人。
- 視野が広い人:自分の担当領域だけでなく、全体を見渡せる人。
- 助け合える人:小規模だからこそ、隣の人を支えられる人。
- スピードのある人:考えながら走れる人。
新規事業は、特に面白さが感じられないとすべてが苦しいものになるかもしれません。ですが、新しいものが生み出される「楽しさ」があれば、多少の困難も乗り越えられます。その楽しさを一緒に追求できる人を求めています。

事業を動かす、個の「直接的な影響力」
カカオピッコマの魅力は、一人ひとりの力を最大限に発揮できる場であること。そして、チャンスに出会える会社であること。
少ない人数で1,000億円規模の売上を生み出している会社です。裏を返せば、一人ひとりの能力が高いからこそ成り立っている。大きな組織の歯車ではなく、自分の仕事が事業に直接影響する。
その実感を持てる環境は、カカオピッコマならではだと思います。
デジタルからリアルへ。初めて「形」になった瞬間
やはり新規事業のリリース準備は印象深いですね。一つのサービスを世に出すために、ほぼ全部署の担当者と一つの目標に向かって走る。それが形になった瞬間、一緒に喜べる仲間がいる。この感覚は何物にも代えがたいです。
特に印象に残っているのは、初めてのフィギュア撮影日。スタジオに大勢のスタッフが集まり、初めてリリースされる商品が実物として目の前に並ぶ。その撮影風景をみんなで見守りながら、「ああ、本当にやったんだ」と感動したこと。あの空気は忘れられません。
毎朝5時に起きて走る。徹底した「リフレッシュ術」
基本毎日朝走ってます。平日は4〜5キロほど、週末はロングランします。出勤前に走りながら頭を整理してから出社することがリフレッシュの方法です。走れないと逆にストレスが溜まるので、5時に起きて必ず走っています。9年前に始めて、ハーフマラソンも何度か完走しました。
ランニングのほか、ゴルフ、キャンプ、スノーボードなどアウトドア全般が好きです。
最近一番ハマっているのは、AIと遊ぶことです。新しいものに触らないと気が済まない性分で、今も自分で業務効率化につながるツールを趣味で作っています。いかに便利になるかを追求するのが楽しいですね。
その創作活動が、結果的に社内の業務フロー改善に役立つこともあります。

自ら設計する「時間管理」と「集中力」
正直なところ、いわゆる「ワークライフバランスをとる」という考え方とは少し違います。
私の視点は、会社からの高い期待値に対し、いかに自身のパフォーマンスを最大化して応えるかにあります。
限られた24時間の中で、どうすれば成果を出し続けられるかを常に考え、行動しています。
ただ、自分なりのやり方があります。プライベートも含めた長期的なスケジュールを自ら設定し、決めた期限内で完遂する。
この目標完遂を積み重ねていくことで、自身のコントロール下にあるという感覚が強まり、成果への集中力を維持できています。結果として、ストレスをあまり感じません。
最後にメッセージをお願いします。
カカオピッコマは、社員一人ひとりが最高のパフォーマンスを出せる環境作りに非常に熱心な会社です。だからこそ、自分が持つ最大の能力を出し切らないのは、非常にもったいないと感じています。
集中して仕事に打ち込める環境、互いに高め合える良い仲間、そして未来のエンタメを変える力があります。
ぜひ、この会社の一員になりませんか。一緒に働きましょう!
- 【新規事業・ピッコマくじ】キャラクターグッズ企画担当 オフィス – 東京
- 【新規事業・ピッコマくじ】 WEBディレクター オフィス – 東京
- 【新規事業・ピッコマくじ】ライセンス営業 オフィス – 東京
- 【新規事業・ピッコマくじ】物流・生産管理・品質管理(メンバー) オフィス – 東京
カカオピッコマの成長をデザインの力で牽引するUXデザイン室。今回は、室長を務めるCedarに、これまでのキャリア、カカオピッコマでの挑戦、そして目指す組織の姿について詳しく伺いました。
これまでのキャリア:UI/UXに特化し、デザインでサービスを支えるーWebデザインからUI/UXのスペシャリストへ
複数の制作会社や事業会社で、Webデザイン・UIデザインを中心にキャリアを積み、エンタメ系サービスやメディアのデザイン、LP制作、サービスUI改善などに関わってきました。現在の会社も含めるとインターネットにおけるサービスのUIデザイン(Webとアプリ)に約20年携わっています。
キャリアの途中からは、単に見た目をデザインするだけでなく、サービスとしてユーザーにどういう体験をしてもらうか、どうあるべきかという部分に関わるようになり、UI/UX領域に軸足を移してきました。
マネジメントへの意識の転換
マネジメントを意識するようになったのは、カカオピッコマに入社してからです。もともとコミュニケーションがあまり得意ではなく、人との折衝も好まなかったので制作の道に進みましたが、年齢やキャリアを考え、マネジメントを最終的な目的の一つとして受け入れました。
今では、マネジメントをする分、手を動かすデザイン業務は減っていますが、指示やフィードバックを行う際には、必要に応じて自ら手を動かし、答えを出しながら行うことも大切にしています。
カカオピッコマへの入社と初期の挑戦ーデザインの力で体験を変える余地
カカオピッコマに入社したきっかけは、前職に続きエンタメ系のサービスに関わりたいという思いと、作品とユーザーの出会いをつくるサービスに興味があったからです。ピッコマのサービスとしてのスケールと成長性に魅力を感じたこと、そして「デザインの力で体験を大きく変えられる余地がある」と感じたことが、入社を決めた大きな理由です。
アプリ自体は2016年4月にローンチされていましたが、入社当初のデザイナー5、6人、会社全体で30人ほどの規模の時期から、その後の改善・拡張を担うフェーズに関わりました。オフィスは目黒にありましたが狭く、すぐ隣に開発メンバーがいる環境でしたが、部署の垣根なくプロジェクトベースで動き、ミーティングもその場で進めるなど、日々議論と熱意に溢れていました。
ただ、最初は、ピッコマの仕様が分からず開発メンバーに聞きながら進めていたことや、国内のマンガアプリを超えるような「違う見せ方」を考える中で、デザイン自体が参考にするものがあまりないという状況で手探りな状況でした。
しかし、この挑戦と試行錯誤の連続こそが、現在の組織の強みになっています。開発メンバーと密に連携を取り、サービス理解を深めていく中で、私たちは単なるUI制作にとどまらず、サービス全体を見て判断できる、より専門性の高いデザイン組織へと成長しました。

UXデザイン室のミッションと組織運営の方針:スピードとクオリティ、そして新しさ
UXデザイン室の室長として、デザイン組織のマネジメントと体制づくり、アプリ/WebのUI/UXデザイン、大型イベントのクリエイティブ設計などをメインで担当しています。
組織として、日々の制作対応に加え、以下の2点を意識して、少し先を見据えた動きを心がけています。
- 案件のスムーズな進行とクオリティの担保:
案件を早くキャッチし、なるべく早くクオリティを上げながら納品すること。また、来ると分かっている案件に対しては、先回りして動いておくことで、最終的なクオリティとスピードの両方を担保します。 - 新しい表現とデザインの追求:
新しい表現やデザインの検証を事前に行いながら精度を上げ、今までにないUI/UXのデザインを提供すること。新しいトレンドをすぐにキャッチすることも重視しています。
個を尊重し、学びを共有する運営体制
組織運営においては、メンバーの個性や距離感を尊重し、あえて無理に大きな定例やランチミーティングを開くことは避けています。その代わり、気になる人とは個別に話をする機会を設けるなど、特性や状況に合わせたコミュニケーションを意識しています。
チームには、UIデザインを専任でやってきたメンバーのほか、Web出身者、グラフィック(表紙デザイン)出身者など、多種多様なキャリアを持つ人たちが集まっています。重要なのは、UI/UXを意識できることです。
ナレッジシェアについては、BANDでのクリエイティブ共有、Figmaでのクラウドプロジェクト共有のほか、チーム別でイントラネットのポータルを作成し、自分が関わっていない案件も含めた組織全体の取り組みを把握できるようにしています。

デザイン組織の課題と成長機会ー組織づくりと効率化のバランス
組織が成長していく上での課題は、案件数や関係者が増える中で、スピードを落とさずにクオリティを維持することです。また、効率化を進める一方で、エンタメとしての面白さや新しさを失わないことも重要であり、「仕組み化と個々のクリエイティブのバランスをどう取るか」が今後のポイントです。
特に組織づくりにおいては、ピッコマというサービスに集中している環境の中で、デザイン組織がどうあるべきか、またメンバーのキャリアアップと役割分担をどう大きくしていくかという点を課題として持っています。外部の知見として、インターネットエンタメ業界の企業をベンチマークし、今後のリソースから必要な人材やポジションを検討する際の参考にしています。
AI活用は既にスタートラインに
デザイン部署ではAIの活用が進んでおり、まずAIを使って案を出したり、考え方を整理したりしています。特にFigmaのアプリなどを使ってAIでモックアップを作成するなど、一部チームでは、初動から完成品に近いモックアップ制作までほぼAIで進めているところもあるほどです。今後はAIでの活用経験や知見が、組織の助けとなり、既存にとらわれないものを生み出す可能性を秘めていると感じています。
サービス全体を見て判断できるデザイナーへ
この会社や部署で働くメンバーは、単なるUI制作にとどまらず、サービス全体を見て判断できるデザイナーになれる環境があります。具体的には、以下の幅広い領域に関わることで専門性を高めることができます。
- エンタメサービスとしての体験設計
- 大型施策やイベントのクリエイティブ
- ユーザーの行動を踏まえた改善
新しい案件やボリュームのある案件は、マネージャーがバランスをみながらアサインすることで、メンバーみんなに活躍の機会を提供しています。
求める人物像とこれからの組織ー挑戦を恐れないスタンスを重視
ジョインしてほしいのは、素直に吸収できる人、前向きに取り組める人、自分で考えて動ける人です。デザインのスキルや経験はもちろん大事ですが、それ以上に「より良いものを作ろうとする姿勢」や「チームで進める意識」を重んじています。
自分の仕事に加えて、ナレッジシェアなどを通じて他のメンバーの取り組みからも学び取るような動きができる方は、チャンスを掴みやすいと考えていて、社内にはそういった意欲の高いメンバーが多いと思います。
成長し続ける組織へ
これからさらに目指していきたいのは、新しい人でもいち早く力を発揮できる組織です。新しい人が来たら、その人がどういうキャリアを積んでいけるのかが分かり、10年後の先を見据えられるような力強い組織づくりを目指しています。
リフレッシュとワークライフバランス意識的に確保する「半々」のバランス
私にとってのワークライフバランスは、仕事の時間以外を家族と過ごしたり、趣味に使う時間と「だいたい半々ぐらい」のバランスを目指すことです。
仕事に気持ちが上下されすぎたり、視野が狭くなったりするのを避けるためにバランスを意識しています。以前の会社では残業や土日出勤も多かったのですが、頑張っても効率が良くなかったと感じ、家族との時間を過ごすことでその大切さが分かり、スタンスを変えました。

家族と旅行に行くことはリフレッシュになりますし、マンガやアニメを観たり、スポーツ観戦も好きですね。特にサッカーのプレミアリーグは毎週見ています。
マンガは好きな作品を読むことに加えて、土日にはマンガ喫茶まで足を運ぶこともあります。最初はオフラインで一巻から読んで新しい作品を探し、気に入ったものは電子で読むというスタイルです。また、普段からいろいろなサービスのUIを見ることも習慣になっており、それが仕事のインプットにも活きています。
最後にメッセージをお願いします
私のカカオピッコマでのキャリアも早いもので10年ほどとなります。
ピッコマは、作品とユーザーの出会いをつくるサービスであることに最大の魅力があります。新しい作品も、長く愛されている作品も、その魅力をどう最大限に引き出し、どうユーザーに届けるかを日々考えながら入社の時と変わらずデザインしています。この仕事に興味がある方は、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。
以上、UXデザイン室 室長のCedarのインタビューでした。
もしUIデザイナーポジションにご興味をお持ちいただけたら、ご応募いただけると嬉しいです。
募集詳細はこちらよりご確認いただけます。
カカオピッコマのリーダーに、ご自身のこと、組織のこと、会社のことについて語っていただく「Leaders」。前編に続き、後編をお届けします。
前編はこちらからどうぞ!
「電子書籍」の枠を超え、コンテンツ体験そのものを進化させる——ピッコマ事業部 事業部長が語る挑戦と組織のプリンシプル
業界No.1環境で得られる価値と、今後のチャレンジ
ピッコマ事業部で働くことでメンバーが得られる専門性・成長はどんなものがありますか?
最大の価値は、なんといっても業界No.1水準の事業環境で実務経験を積めることだと思います。日々PDCAを回し、売上やKPIに直接向き合う経験は、圧倒的な成長機会になるはずです。
特に、「ユーザーファーストに基づいた企画設計」「高速PDCA(リーンなアプローチ)」といった、どこに行っても通用する企画者としてのベーススキルが磨きあげられます。
会社や組織がさらに成長していく上で予想されるチャレンジにはどのようなものが考えられますか?
電子書籍市場の競争環境は年々厳しさを増し、その周辺市場も含め成熟が進んでいます。持続的に成長するためには、既存モデルの延長線上の改善ではなく、既存の枠組みや構造を変えていくことも不可欠です。
「電子書籍」という枠組みにとどまらず、コンテンツ体験そのものの拡張していくことや、新たな収益モデルの創出を図るなど、より広い視野を持っていくことが求められます。強みであるユーザー理解やデータドリブンな意思決定に加え、次の成長曲線を描くための大胆な挑戦を行っていくことが今後の大きなテーマです。
カカオピッコマの魅力と働く環境について教えてください。
やはり、なんといっても業界トップクラスのユーザー規模です。数百万人規模のユーザーを対象にできるので、自分たちが手掛けた施策のインパクトを肌で感じながら業務に取り組めることが可能です。
次に財務基盤が磐石で挑戦機会が豊富にある点も大きいです。一般には挑戦が難しくリスクを伴う新規領域、例えばピッコマくじにおけるフィギュア制作やグッズへの投資、映像化といったことにも、経営メンバーの合意を得て果敢に挑戦をしています。
さらに、経営陣との距離もとても近いと感じます。私自身、承認やフィードバックをもらうことが、自身の成長や仕事への動機づけにもなってきました。
任された案件をしっかりとこなし、プラスアルファの業務を心がけることで、さらにチャンスや裁量の幅も広がっていきます。
福利厚生と就業環境も大切な要素だと思いますが、集中しやすい仕事環境を会社が用意してくれています。麻布台ヒルズという立地、調高デスクやアーロンチェア、フリードリンクやフリースナック、リフレッシュ休暇制度をはじめ様々な福利厚生制度など充実しており、想像以上だと思います。

プライベートについても少し伺えればと思います。リフレッシュ休暇はどのように過ごされましたか?
直近では、2025年の5月下旬から6月にかけ、まるまる1ヶ月間取得しました。
今回のメインは、家族での地中海クルーズです。あとは、両親を含め大分に小旅行にも行ってきました。
旅行以外で一番やりたかったのは、それまで妻の負担が大きかった子どもの面倒や家事、具体的には料理、洗濯、掃除などをできるだけ自分でやることでした。おかげで妻からは、旅行以上に日常の家事をやったことで感謝されたように思います。その後も、帰宅してから食洗機に皿を入れたり、洗濯物を干したり、トイレ掃除など基本的なものは継続しています。
リフレッシュやストレス発散方法はありますか?
メリハリは大切ですが、基本的には「仕事で生まれたストレスは、仕事でしか解消できない」と考えています。そのため、もやもやを抱えたままにせず、必要であれば土曜日に時間を確保し、自分が納得できるところまで整理・完遂するようにしています。論点を明確にし、次のアクションを決め切ることで、精神的な負荷は大きく下がります。
結果として、仕事上の課題を早めに解消した方が、より集中して充実した休日を過ごせると感じています。
ワークライフバランスについて、どのように考え、取り組んでいますか?
私自身は『DIE WITH ZERO』の考え方に大きな影響を受けています。
「死ぬまでに本当にやりたいことは何か」を常に意識し、お金や時間を将来のために溜め込むだけでなく、価値のある経験に積極的に使うことを大切にしています。
特に意識しているのは、家族と過ごせる残り時間は有限であるということです。仕事に全力で向き合う一方で、「今このタイミングでしかできない経験は何か」を考え、時間の使い方を選択しています。
具体的には、
・毎週末にプライベートのTODOリストを作成する
・休日はスマートフォンを見る時間をできるだけ減らす
・健康寿命を意識し、運動・睡眠・食事を習慣化する
といったことを実践しています。

次の挑戦を共に:事業企画ポジションで求める人物像とメッセージ
募集背景と求める役割
電子書籍市場が成熟期を迎える中で、既存メンバーによる延長線上の企画改善は可能である一方、ピッコマ事業の競争優位性の維持・強化に資する企画、そして新規領域へのチャレンジ(例:ピッコマくじ、ショート動画など)を積極的に推進できる人材が必要とされています。
求める役割は、電子書籍という事業にとらわれず、広い視点と高い視座で、ピッコマ、ひいてはカカオピッコマという会社を大きくしていくためのチャレンジを推進し、経営陣と議論を重ねられる人材です。
求めるスキルセットやマインドセットはどういったものになりますか?
- スキルセット
事業責任者クラスの経験(実際の役職は重要ではなく、事業全体をオーナーシップをもって考え、推進できる方)。 - 事業全体をオーナーシップをもって考え、推進できるスキル(例えば事業責任者クラスのご経験など)
- マインドセット
「ピッコマ事業部プリンシプル」に共感し、実践できる方。
特に重要なのは、単なるコンサル的な「上辺だけの戦略」ではなく、既存のIPやユーザーといった「財産」の価値を最大化するストーリー性を考えられる思考です。また、自身が関わっていない業務でも、事業全体としての目的を理解し、自分のKPIとの関連性を踏まえ、意見やフィードバックを出せる広い視野と高い視座を持つ「オーナーシップ」を持った人材が活躍しています。
最後にメッセージをお願いします。
今回募集しているのは、単なる実行者ではなく、事業を共に創り上げる「仲間」です。
事業の成長を同じ目線で議論し、設計し、共に意思決定を担っていただく、非常に重要なポジションです。
私を含め、完璧な人間はいません。だからこそ、私たちは互いの強みを尊重し、補い合いながら、チームとして最大の成果を目指したいと考えています。特定の分野で明確な強みを持ち、共に「どうすれば事業成長を達成できるか」を本気で議論し、困難を乗り越えていける方を心から求めています。
そしてもう一つ欠かせないのが、書籍業界やコンテンツビジネスに対する熱い思いです。競争も激しく、変化の速いこの業界で、私たちが本気で挑み続けるには、「この業界を前に進めたい」という強い意志が欠かせません。
「電子書籍」という枠にとどまらず、コンテンツ体験そのものをどう進化させるか。書籍・IP・テクノロジーの可能性をどう広げていくか。その壮大な問いに、同じ志を持って取り組み、No.1を維持するだけでなく、さらに高みへと引き上げていこうという覚悟を持てる方と、ぜひ一緒に挑戦できる日を楽しみにしています。
以上、ピッコマ事業部 事業部長のPaulのインタビューでした。
もし事業企画ポジションにご興味をお持ちいただけたら、ご応募いただけると嬉しいです。
募集詳細はこちらよりご確認いただけます。
カカオピッコマのリーダーに、ご自身のこと、組織のこと、会社のことについて語っていただく「Leaders」。
記念すべき1回目はピッコマ事業部の事業部長Paulです。
成長を確信し、飛び込んだキャリア:カカオピッコマへの入社
前職には新卒で入社し、5年ほど電子書籍WEB/アプリサービスで運営や組織マネジメントを経験してきました。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行期ということもあり、成長機会が限定的になっていました。次のキャリアでは、スマートフォンを主軸に本気で事業成長を狙える会社に身を置きたいと考えていて、何社か絞った中の一社にカカオピッコマ(当時:カカオジャパン)がありました。
最終面接で代表(Jay)から「絶対にピッコマが一番になる。ピッコマはこの事業にすべてを集中している。だから必ず成功する」と力強く発せられた言葉が強く印象に残り、「この環境で挑戦したい」と入社を決意したことをよく覚えています。
カカオピッコマでの新しいキャリア
当時、社員数40名位だったと記憶していますが、一企画担当としてスタートしました。
日々様々な意見が交わされる中で合意形成を図っていくのは決して簡単ではなく、正直、苦い経験も数多くありました。ただ、あの時期に良いサービスを届けたいと妥協せず議論を重ねられたことが、現在のピッコマのプロダクト品質や成長の土台をつくったはずと確信しています。同時にその時の経験や環境が、私自身の意思決定力や事業視点を持つことに大きな影響を与えてくれました。
| 期間 | 役割 | 主な実績・職責 |
| 2017〜2020 | PdM | 企画立案からリリースまで全工程を単独で担当。毎月のアップデートで主要KPI改善に寄与。 |
| 2020〜2021 | プラットフォームチーム長 | 3〜5名のPdMチームを統括し、プロダクト改善を主導。「事業側の意思決定者」として機能。 |
| 2021〜現在 | ピッコマ事業部長 | 事業戦略、KPI設計、組織、プロダクトの総責任者(経営直下)。コンテンツ戦略会議の主要提案者。 |
| 2024〜2025 | 新規事業立ち上げ(EC領域) | 新規事業「ピッコマくじ」を起案し、経営承認を獲得。立ち上げフェーズを主導し、事業基盤を構築(ローンチ前に責任者を後任へ引き継ぎ)。 |
現在の役割は事業拡大をリードすること
現在の私が取り組んでいるのは、「ピッコマの成長に必要なことを全方位で推進すること」です。
売上計画達成に直結するあらゆる施策を横断的にリードしています。10周年のような大型イベントの企画・統括から、「爆読¥0」や「¥0+」「ポイ活」といったプロダクトアップデートの上流戦略設計、さらには、KDDI様とのアライアンスをはじめとする大手企業との提携に至るまで、事業成長につながる取り組みについて、戦略設計から実行まで関与しています。

組織の土台「ピッコマ事業部プリンシプル」
会社の期待値や方針を踏まえ、ピッコマ事業部向けに具体化し作り上げた「ピッコマ事業部プリンシプル」を、私たちの組織では大切にしています。これは、グローバル競争力のある会社の書籍なども参考に事業部独自で作り上げたもので、日々の意思決定や行動の拠り所となる考え方です。
日々の業務における判断軸、成長を促す評価軸、組織内のアワードの中で用いることで組織文化作りにも役立てています。
5つのプリンシプル
(1)ユーザーファースト
すべてにおいてユーザーを最優先に考えます。
判断に迷ったときは「ユーザーにとって最善は何か」を基準に決定します。競合は意識しますが、常に中心にあるのはユーザーです。
(2)高速PDCA
高い水準を追求しながらも、スピードを重視します。
多くの意思決定はやり直しが可能であり、完璧を待つよりも実行し、データをもとに改善することを重視しています。ほとんどのアクションは、70%の情報量で決断するべき。90%まで待っていたら、遅すぎる。(3)長期的思考短期的成果だけでなく、常に長期的な価値創出を意識します。
短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしない。ただし、これは短期的な結果を追い求めることを否定する訳ではない。
(4)オーナーシップ
オーナー視点で考え、会社全体の最適を追求します。
「それは自分の仕事ではない」という発想ではなく、必要なことは自ら取りに行く文化を目指します。
(5)結果を出す
SalesやKPI(RU・PRU・ARPPU)などの重要指標にフォーカスし、データを根拠に成果を出すことを徹底しています。
チーム組織に対するアプローチで心掛けていることはありますか?
チーム組織に対しては、特に2つのことを意識しています。
まずは『権限移譲』です。信頼できるメンバーには積極的に業務を委譲し、彼らが最大限の力を発揮できるようにすることで、組織全体として成果を出せるように心がけています。
もう一つが『フィードバック』です。3ヶ月に1回は必ず全ての組織メンバーと1on1を行うことで、メンバーの課題や成長目標の進捗を確認し、その場で率直なフィードバックを行うようにしています。他のリーダーと連携しながら彼らが目指すべき方向性をクリアにしたり、評価の際にギャップが生まれてしまうのを未然に防ぐようにしています。
Paulのインタビューは後編に続きます。
ぜひそちらもご確認ください!
後編
「電子書籍」の枠を超え、コンテンツ体験そのものを進化させる——業界No.1のその先へ。ピッコマ事業部長の「仕事哲学」と、共に次を描く事業企画の役割
【ピッコマ】事業企画の募集についてはこちらからご確認いただけます。